週報。

毎週ひとつ以上のブログを書くことで、生活の振り返りを行うことを目標とするが、振り返ってみると毎週書けてない。

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就職した僕、進学した弟。

この年末年始は地元に帰省した。2年ぶりに。

帰省した次の日、両親から「隣県まで弟を車で迎えに行くが、一緒にどうか」と誘われた。迎えに行って戻ってくるだけならば断っていたが、行くことにした。

久々にあの街を見てみたい、と思った。

 

僕は高校を卒業して、就職した。隣県のとある市に。

そこで働いていたのは2年弱、そこを辞めて上京したのはもうずっと昔で、そのあとその街に行くことは一度もなかった。

ところが偶然にも、弟が高校卒業後に進学したのは、その隣県のとある市だった。しかも、バイト先は、僕の住んでいたマンションの真ん前だ。こんな偶然もあるのだなと驚いた。(その隣県に進学したり就職する地元の人はそれほど多くない。1%くらいだろうか)

久々にその街を見てみたいと思った。

 

実家からその街へは車でほんの数時間。到着後、弟のバイトが終わるまで車で街を散策してもらった。夜中なので綺麗には見えないが、街並みはあまり変わっていないようだった。道もよく覚えている。昔勤めていた会社も、姿形そのままにあった。ただ、買収されて名前は変わってしまったが。

 

弟からバイトが終わったと連絡があり、弟の部屋に上がり込んだ。

玄関にはペットボトルが散乱している。部屋が汚い。これは酷い。

 

弟が母の指導を受けつつ部屋を片付けながら荷造りしている間に、僕は弟の部屋を見回す。工学部に進んだ弟の机の上にある参考書をパラパラとめくるが、さっぱりわからない。数式が理解できないというより、読み方がわからない記号がたくさんある。

英語の参考書もあった。「TOEICって受けてみた?」と弟に聞くと「一回試してみたよ、650点くらいだった」と返事が返ってきた。へぇ、すごいじゃん。

(昔、僕もTOIEC IPを受けてみたことがあるが、一問も問題が読めなかった)

 

その受け答えの合間にも、汚れたキッチンについて母の指導が続いている。たしかに汚いが、自炊するだけ偉いじゃないか。僕は米すら炊くことがないし、コンロすら置いてない。(ポットはあるからカップ麺は食べられる)

 

弟とは久々に会ったのだけど、身長も伸びて同じくらいになったし、腕相撲も互角になっていた。これで勉強もできるなら、完全に僕の上位互換じゃないか。

素晴らしいことで、このまま頑張ってもらって、将来は僕を養ってくれるところまで行ってほしい。

 

片付けがひと段落したようで、母が弟に声をかける。「家計簿はつけてるの?」

弟は「あ、数日つけてない」と返事をした。どうやら母が弟につけさせているようだ。お金の管理は大事なので、いいことだと思う。

どれどれ、どのような帳簿になっているのか・・・と覗き込むと、ノートに汚い字で「ボールペン108円」といった項目が列挙されいている。

なんだこれは。今時、アナログ管理?しかも、普通の大学ノートじゃないか!

 

え?なんでエクセルでやらないの?立派なノートPCを持ってるじゃないか!

そう言うと弟は「エクセルとか使い方が判らないし…」と言う。

まじかよ、もしかして、もしかしてだけど、ブラインドタッチもできない・・・?

「うん、できない。できたほうがいいかな?」

そりゃまぁ数年後には違う入力デバイスが発明されてるかもしれないけれど・・・少なくともあと5年くらいは使うだろうから覚えたほうがいい、と僕は答えた。

 

僕はパソコンには中学の時から触っていて、エクセルにもその頃から慣れ親しんでいたから、意外だった。そういえば、「wi-fiルーターって何?」とも言っていた。ADSLを開設したりフレッツ光に変更するために親を説得していた僕とは大違いだ。

 

しばらくすると、母と弟が通帳を見て悩んでいる。どうやら謎の引き落としがあるらしく、二人で項目の名称に覚えがないか、あーでもないこーでもないと悩み続けている。

・・・いやggrksかよ!目の前にパソコンもあるし、スマホもあるじゃないか!

と思いながら、「その項目はATMからの引き出しだろ、っていうか手数料払って毎回引出てるんじゃないよ!セブン銀行の思惑通りかよ!」と二重で驚く。

 

ああ、なんていうか、僕と弟はステータスの振り方が違ったんだなぁ、と感じた。

こんなんで、コイツは就職できるのだろうか・・・となんとなく心配になってきた。

(少しだけ、続く)